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Reference      T55 & Tiran in Beirut    Photo by: Adib Yazbeck


I took these pics last May 2001, during an exhibition,marking the 1st anniversary of liberation of South Lebanon, which was held in center of Beirut.

NOTE: the red paint was not in the original camouflage,
but was used along with another green paint (looks like hand painted patches) to erase slogans on that tank.
The rigth box on the turret is missing,but a right stand on left turret is added,for amo box of maybe 7.62 or 12.7mm.
It is the only tank till now,I saw,with this modification on.

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日本語解説    by.サビ屋

このTiranは、ベンチレーターが無い・砲手ハッチがフラットな1枚ハッチという点から、ベース車輌はT-55であると思います。
(エンジンデッキに付いているはずの冷却気吸入口のフタが無いので、T-54車体という可能性も否定できませんがデッキの破損状態から考慮し、フタは紛失したものと考えた方がベターだと思います)
(純粋な形式という点に関しては、T54とT55の過渡期生産車という考えも否定できません。これは、今回のテーマといささか逸脱しますが、バーリンデンのTIRAN写真集では、T54用とおぼしき砲手キューポラがつき、なおかつベンチレーターの無い砲塔を装備したTIRAN5が収録されており、エンジンデッキの換気口フタが装備されている点から、T-55の最初期版か、T-54の最後期生産型といった分類に属すべき車輌なのではないかとも考えています)
それと、この車輌そのものについてですが、SLA向けの特別仕様といったバージョンではないと思います。そもそも、イスラエルから、ハダトのSLAやファランジスト党軍に供与された装備品は往々にして、イスラエルのお古であり、昨年のレバノン撤退時や、80年代のレバノン紛争を見る限りでは、100ミリ砲装備のままのTIRAN、M50戦車、シャーマンベースの155ミリ砲自走砲などで、わざわざSLA向けの装備を製作したとは考えにくく、またその可能性も低いように思います。
(イスラエル自身の、SLAやファランジストへの装備供与に関するスタンスは、「レバノンのキリスト教徒が滅びない程度で、イスラエルに脅威を及ぼすには少なすぎる」という方針だったそうです)
で、この写真がなぜTIRAN5とおぼしき車輌で、100ミリ砲装備のままなのかという点に関しては以下のような考察が可能であると思います。
●イスラエルから供与される車輌の中に、たまたま戦車砲未改修なTIRAN5(T-55ベース)が混ざっていた。つまり、砲塔雑具箱などの諸装備の改修を済ませて、戦車砲改修待ちであった車輌から、SLA向けの供与車輌をチョイスする際に、このT-55が混ざっていたのではないかと考えます。 
 おそらく、イスラエル軍自身もそれほど形式にこだわっているわけでないので(シャーマン戦車の改修のように)こういった「イレギュラー」が存在したのではないでしょうか。

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